初期に中絶手術をしたが

すでに2人の子供がおり、予定外の妊娠でした

中絶手術 | 妊娠中絶手術の費用、時期、方法、リスク

36歳の頃でした。
仕事はパートでしたが殆ど毎日行っていました。
その時には子供も二人いました。
小学校に行き始めて二人とも習い事と、うえの子は塾にも関心を持ち始めていたので夫だけの収入では思うような教育を受けさせられないと思っていたのです。
その頃、風邪を引いたような感じで体調が優れない日々が続き、それでも仕事には行き続けていました。
でも調子が一向に良くならないこともあり、近所の内科に行きました。
診察の結果、疲れと風邪気味だと言われ、薬をもらって帰ったのです。
その薬を飲み続けても体調の悪さが続いていたのでした。
仕事場でその事を同僚に行っていた時、少し年配の同僚の方が、それは妊娠じゃないのかと言われたのです。
驚きました。
そんな事は全く頭になかったからです。
でも、そう言われると生理が無いことにようやく気付いたのでした。
その日帰ってから夫にそれを話して、とにかく産婦人科に行ってこようということになったのです。

妊娠初期に中絶手術をしました

自分がまさか妊娠するなんて思ってもいませんでした。
いつも、彼とセックスするときには避妊をしていたのです。
彼もまじめな方なので必ずコンドームを付けていました。
それなのに、生理がこないのです。
原因はいまだに何でなのかわかりません。
生理周期に乱れがない私は「おかしい」と感じました。
生理がこない以外にも体に異変が起きていました。
体がだるくて微熱のような状態がずっと続いていたのです。

さすがの私も「もしかしたら」という予感がして妊娠判定薬で調べてみたところ、妊娠が判明しました。
この時に私はすでに社会人でしたので出産するという選択肢もありました。
しかし、以前から会社に出していた異動届が受理されて、今までやりたかった海外での仕事に就くことが決まっていたのです。
幼いころから「いつかは海外で生活したい」「海外で仕事がしたい」と思っていました。
そのために頑張って勉強して英会話もできるようになったし、今の会社に就職したのも海外で仕事ができるからでした。
昔から描いていた夢がやっと実現できそうなのに、それをあきらめて「母になる」という選択は私にはできませんでした。
彼に「妊娠したこと」を話そうか迷いました。
それは、もし話してしまったら「結婚しよう」というのがわかっていたからです。
真面目な人なので「中絶手術をするということはもってのほか」という考えでした。
「信頼できる人に相談しよう」と思った時に姉の顔が浮かびました。
同じ女性として「適切なアドバイスをくれるのではないか」という思いがあったのです。
姉の答えは、「自分自身で決めなさい。
それがたとえ間違っていたとしても自分で決めたことなら納得ができる」といったのです。
その言葉を聞いて、ますます「どうしようか?」とすごく悩んだのですが、
「やっぱり一生に一度の人生なら自分がやりたいと思うことをしよう」と
心に決めておなかの赤ちゃんには申し訳なかったのですが、中絶手術をするという決断をしました。
手術をするのなら妊娠初期にする方が良いので、会社を休んで産婦人科を訪れました。
同意書をもらい、説明書を読んだときには「本当にいいのかな?」と迷いも出てきました。

でも、ここまで来たら引き返すわけにはいきません。
結局、姉についてきてもらい中絶手術をしました。
一人で行くのがさすがに怖かったのです。
麻酔をされるときに数を数えるのですが、看護師さんが「3」と告げたころから記憶はありません。
そのまま眠ってしまったんだろうと思います。
中絶手術が終わった後は、涙が勝手にあふれてきて止まりませんでした。
冷静にしているつもりでいたのですが、自分でも意外なほど心に傷がついていて、嗚咽するほどに泣いてしまったのです。
中絶費用は自分の貯金を崩して出しました。
彼には最後まで妊娠のことは告げず、「海外勤務になるので遠距離恋愛をしていく自信がない」と理由をつけて一方的に別れることにしました。
彼は納得していなさそうでしたが、携帯などの連絡先を変えてしまい、彼から連絡が取れないようにしました。
なんとなく、彼に会うとお腹の赤ちゃんのことを思い出してしまうからです。
その後、自分で決断したこととはいえ、やはり後悔の気持ちはありました。
「赤ちゃんに申し訳ない」「なんとことをしてしまったのだろう」という気持ちで胸が張り裂けそうになったこともあります。
今もその気持ちは変わりません。
街にいる赤ちゃん連れの夫婦やご家族を見るたびに「私はなんていうことをしてしまったのだろう」と胸が痛むのです。
「産んでいたらあのぐらいなのかな?」と想像することもあります。
でも、亡くしたお腹の赤ちゃんのためにも自分で選択した人生を一生懸命に生きていこうと思います。

すでに2人の子供がおり、予定外の妊娠でした | 卵巣の状態もあり中絶を決めました | 身体の方は順調に回復したものの